37 回  放

 

1.開催年月日  平成19年8月27日(月曜日)

         午後4時〜午後5時

 

2.開催場所  株式会社エフエム世田谷 会議室

 

3.委員の出席  委員総数    8名

         出席委員数   7名

  出席委員の氏名

         倉本 俊幸   委員長

         佐藤 菊夫   委員

         大杉 伸一   委員

         清水 信男   委員

         小林 憲夫   委員

         張  晶子   委員

         古谷 真一郎  委員

  欠席委員の氏名

         白石 冬美   委員

 

  放送事業者側出席者氏名

         代表取締役 久米 征雄

         編成部長  深井 教雄

         総務部長  小畑  昭

 

4.議  題   1.エフエム世田谷放送番組

           「木曜スマイルKAN」

           (毎週木曜日12:45〜13:00)

           8月23日(木)放送分の審議

 

         2.その他

 

5.議事の概要

  (1)放送局側からの審議番組の説明

  (2)当該番組の視聴

  (3)出席委員による当該番組の審議

  (4)関連事項について出席者全員での意見交換

  (5)その他

 

6.審議内容

  定刻、事務局より出席委員数7名、全委員数の1/2に達しているので、放送番組審議会の規定により本日の審議会が正式に成立する旨を報告したのち審議に入る。

  

  先ず、倉本委員長の要請により深井編成部長が審議内容の説明を行う。

 

(1)                         番組の企画意図

    世田谷区が進める生涯現役推進プロジェクトの一環として、区からの要請で、いわゆる団塊の世代が自ら企画制作する参加制作番組。「参加」「学び」「元気」「協働」という4つのテーマを軸に4チームに分かれてアイディアを出し合い、構成を考え、時には取材も行って制作し、順次テーマに沿った番組を放送して地域情報を発信します。

 

(2)                         番組概要

   番  組  名  「木曜スマイルKAN」

            区民スタッフが名称を考えた。

   放送期間  2007年7月26日から2008年3月27日ま        

            で全36回

   放送時間  毎週木曜日の12時45分〜13時00分

   放送形態  15分録音番組

   企 画 制 作  世田谷区報とエフエム世田谷の放送による公募で選ばれた区民スタッフ24名

 

(3)                         審議対象放送内容

@     芸能、音楽等幾つかの音を流し、それらが区立図書館から借りだしたCDによるものであることを話す。

A     図書館は本を読むだけのところではないと、図書館を上手に利用するコツを紹介。

B     本もCDも手近の図書館になければ他の図書館から探し出して地元の図書館に出前してくれるサービス、自分で検索して予約できるサービス等を紹介。

C     CDはだめだが、本であれば近隣の区からも取り寄せてもらえることも紹介。

D     レファレンスサービスも行われおり、世田谷区中央図書館職員の「相談事はなんでも受けるので、活用してほしい。10年間で区民からの相談は相当増えている。」という話しを紹介。

 

審議における委員の主たる意見、質疑は次のとおり

倉本委員長

  これまでとは変わった番組だが、反響はあったか。

  (局側:始まったばかりなので反響はまだ無いが、作っている方は、大変熱心にかなり時間をかけて制作している。)

 

大杉委員

  図書館で昔対面朗読を受けたことがある。こういったことも入れてほしか

った。目が不自由なものにとって区の図書館は大変利用価値がある。

 

倉本委員長

  昼休みの時間帯としては良い番組だ。また、中高年向きということでも良いのではないか。

 

大杉委員

  高齢者にとって冒頭の音の紹介も良かった。

 

小林委員

  図書館についての総花的紹介になっているが、新しいCDの必要などCDに絞って番組を制作してもよかったのではないか。

 

張委員

  4つのテーマを順次やっていくのか

  (局側:そのとおり)

張委員

  今日の放送だけでは何のことかよく分らない。番組の中で4つのテーマのことを説明した方がよい。

 

佐藤委員

  中高年が自ら企画制作して放送することは意義がある。中高年にとって懐

かしい音から入り、地域との結びつきを新しいものと古いものとから考える

のは良いことで、参加者の熱意を感じた。中高年のアイディアから学ぶもの

がある。今までになかった珍しい番組と思う。非常に面白く聞いた。

 

倉本委員長

  冒頭で番組の趣旨を説明した方がいい。また、反響があったら、それをス

タッフに伝えることで後日談的なものができるのではないか。

 

張委員

  番組が出来た経緯等聴いている中高年の支持が得られる工夫、アピールが必要。

 

古谷委員

  単なる24名の発表会で終わってしまっては意味がない。聴いている方に参加の意欲、元気を持ってもらえる番組にすべきだ。そのための監督、ハンドリングが大切で、参加者任せではもったいない。

 

清水委員

  次も聞きたいという気が起きなかった。素人が作っていることで、もう少し面白い内容にできるのではないか。

 

佐藤委員

  アマチュアとしての生の気持ちがもっと現われてよいのではないか。この番組審議会で話し合ったことは番組のスタッフに伝わるのか。

 (局側:これまでもその都度伝えているが、今回も区民スタッフに伝える。)

 

清水委員

  完成されたものだけでなく、製作する過程を放送するといいのではないか。

 

局 側

  各委員の貴重なご意見・ご要望を今後の番組編成の参考にし、より充実した番組とするよう努力していきたい。

 

7.審議機関の答申または改善意見に対してとった措置及びその年月日

    な し

 

8.審議機関の答申または意見の概要を公表した場合におけるその公表の内容、

  方法、および年月日

    ホームページにて平成19年9月に公表

 

9.その他の参考事項

    な し

以 上