68回放送番組審議会議事録

 

1.開催年月日 平成216日(月曜日)

           午後4時20分~午後5時20

2.開催場所 エフエム世田谷 会議室

3.出席予定者 委員総数  5名

           出席委員数  5名

倉本 俊幸  委員長

佐藤 菊夫  委 

小林 憲夫  委 

  晶子    

古谷 真一郎  

             放送事業者側出席者

代表取締役社長   田中 茂

取締役兼放送局長 深井 教雄

           事務局   武田 和子

番組担当 中戸川 宏平

 

4.議  題 (1)エフエム世田谷放送番組

    番組名「「ラジオ東京音実劇場」

           平成26日(午後1145分~午前零時 放送分

 

5.議事の概要

(1)放送局側からの審議番組の説明 

(2)当該番組の試聴

(3)出席委員による当該番組の審議

(4)関連事項について出席者全員での意見交換

(5)その他

 

6.審議内容

      定刻、事務局より委員総数5名全員が出席しているので、放送番組審議会の

規定により本日の審議会が正式に成立する旨を報告したのち、倉本委員長に

議事進行を依頼した。

      倉本委員長の開始宣言に続き、審議に入る前に、代表取締役社長田中茂より

新任の報告、挨拶に続き、委員長の指示により、該当番組担当 中戸川が、

審議内容の説明を行った。

 

(1)番組概要

< 番 組 名 >  「ラジオ東京音実劇場」

<放送曜日時間> 毎週月~木曜日 午後11時45分~午前零時

<放 送 内 容> 世田谷二子玉川のライブハウス「東京音実劇場」に集う

アーティストがメイン・ゲストパーソナリティ。ライブ情報、

アーティト裏話などトーク。

アシスタントには、東京音実劇場のご意見番、そのべ博之、

飛志津ゆかり。   

< 制   作 > 株式会社世田谷サービス公社 エフエム世田谷

 

  (2)審議対象放送内容

平成26年6月5日(木) 23時45分~24時 放送分

 

7.審議における委員の主たる意見、質疑は次のとおり 

 

倉本委員長:ただ今から第68回の審議会を始めます。番組についてご説明お願いします。

      

中戸川:当番組の担当の中戸川です。今年3月~開始されている番組です。

「東京音実劇場」は、二子玉川に唯一あるライブハウスでして、ライブハウスの

認知を世田谷から広げていきたい、という事で、に音実劇場に集まるアーティスト

をメインパーソナリティやゲストとして進行、ライブの告知や出演アーティストに

ついて、音楽とトークで構成した番組です。

今回お聞きいただくのは、65日に放送したもので、メイン・パーソナリティは、大戸井裕二さん。
元チェッカーズのベースの方です。今ソロ活動をなさってい
ます。それではおききください。

 

(番組録音放送)

 

倉本委員長:では審議に入ります。

張 委員:今15分番組を、全部きかせていただいたんですよね。

曲が1曲、4分くらいですか?最初の紹介でゲストは2回ご出演で、全2回の

うちの2回目で、1回めは最近の音楽の話で、2回目は昔の話が中心とおっしゃいました。

昔の話にすぐ入るかと思ったら、曲の話に入り、そちらの方が中心だった。

フラストレーションを感じたのは、その曲は一般の人の作詞だという。 だったら

その詞の背景とかもう少し聞きたかった。

      いい歌ですね、と始まったので、であれば、一般の方の詞を採用した動機は

なんなのか、どういうストーリーの歌なのか知りたかった。

      もし、昔話をするのであれば、それはそれで、話を広げていただければよい。

      どちらつかずで、どちらも中途半場だったのではないかと思った。

 

佐藤委員:この「ありきたりのラブソング」、歌詞があってそれに曲をつけていく。これが

普通で、逆の方がまれですよね。歌詞とメロディ―がよくバランスがとれていた。

人によって好き嫌いはあるんでしょうが。これを番組の主体とするなら、歌詞の

内容、それを大土井さんが、どう感銘を受け、音楽化したのかを説明すれば、

歌の魅力が伝わったのでは。

 

小林委員:まさに先生方のおっしゃった様に、大土井さんがこの曲をひっさげてプロモ

ーションしているわけで、でしたら、その曲について、もっと宣伝してもよかった

のでは。また一方で、大土井さんがチェッカーズ時代のことを話して盛り上げ

るのであれば、もっとチェッカーズにシフトしてもよかったのでは。

そもそも、音実劇場に集うゲストをメイン・パーソナリティに迎えとの説明なの

で、大土井さんは、これから音実劇場でライブが行われるんですね?

 

中戸川:そうです。ご出演もされていますし、今度8月にもあります。

小林委員:あまり、おっしゃってなかったですね。今回のゲスト、まさに音実劇場にいけば

      会えます、というリアル感があればもっとよかった、と思います。  

古谷委員:そうですね。現実にある音実劇場にうまくひっぱるよう、もっと誘導してもいい

のでは。週末にライブが入っていることが多いようなので、今週はこのライブ、

そのゲストが出演している、というように、動員にひっかけられるといいと思いま

した。

これ毎日4日間やっているんですよね。

時間帯と15分という長さを考えると、流れとしては、きらいじゃないんですね。

わりとすっと入りました。

難しいことを考えちゃうと確かに先生方のおっしゃる通りなんだけれど。

じゃまにならない、何かしながら聞いてしまう番組です。

 

倉本委員長:この時間は、普通は聞いた後寝る時間、放送時間も短いし、この時間帯に

あまりしつこいのもどうかと思いますし。

このように聞けるのが、ちょうどいいのかも。一日のしめくくりということで。

 

佐藤委員:私の専門はクラシックの分野ですので、比較はできないが、ご存知の第9

シンフォニー。シラーは32歳のとき、詩を作った。1785年だったかな?

      ベートーベンがそのシラーの詩を初めて聞いたのが16歳のとき。

      その詩を自分の中であたためていて、出来上がったのは、ベートーベンが

56とか57の時。

現代は、即興性があって、皆が軽く聞けたり歌ったりできる。

クラシックとは、世界が違います。それはそれで良さがありますね。

 

小林委員:こういう機会に、15分あるんですから、まさに歌詞のこの部分が気に入って、

      このように工夫して、と、曲に対しての思い入れが説明できるのではないか。

40年もの経過はないとしても曲に対しての思いを語ってもらいたかった。

      ステージでMCで話すのも難しいと思うので、こういった場で曲の背景を語る

いい機会だったのではないか。

     

佐藤委員:しゃべりが賑やかすぎるのでは。ターゲットはどの辺なんですか。

 

中戸川:ターゲット層は高めの設定です。40代以上。

古谷委員:他局でもこの時間はこれくらいのにぎやかさはある。

時間的にも緩い感じ、好きにしゃべっている。

それはそれでいいと思う。 但、曲の背景はブログに書くとかリンクがあるといい。

      ターゲット層として、ライブに来てほしいのか、ラジオを聞いてほしいのか、

東京音実劇場というライブハウスがある、ということを伝えたいのか。

もう一つ読み取れない。 もしターゲットが30代であれば、ツールとのリンケー

ジを取った方がいいな、というのはある。

      せっかくメディアとして番組を持っているからには、ただラジオ番組を放送する

というだけでなく、その後が欲しい。惜しいですね。

 

張 委員:今お話を聞いていて感じたんですけど、この番組の空気感、音実劇場という

空気感がわ伝わるといい。そのライブハウスは、行ったらどんな感じなんだろう、と

イメージを作る何秒間かがあっていいと思う。

それがあって、そのライブに出るアーティトと言われたら、また次のイメージが

出てくるのかな、と思うんですけど。

11:45で3人に、こう賑やかに話をされると、聴かないかもしれません。

聴き入りたい時間でもあるんですよね。聞き入るという部分はないのかも。

 

佐藤委員:音実劇場の意味とか、何故この名称なのか、どんなジャンルの音楽が登場する

のか、聴く側に説明する部分があってもいいのでは。

 

倉本委員:これは56回放送している。おそらく、すでに説明済みで、聴いている人には

理解できているのでは。ただ、初めて聞く人もいますよね。

 

小林委員:メイン・パーソナリティは変わっていくんですね。今回は2回出演。

 

中戸川:1回の方もいます。

古谷委員:今週は月、火がそれぞれ違って、水木が同じ人です。プロデューサーの方も

音実劇場の方なんですね。

小林委員:そうであればもっと宣伝を

 

古谷委員:音実劇場のトップページに出演者の方が出ていますね。フェイスブックには

出てないですね。

佐藤委員:番組のPRも、もっと入れたらどうか。

 

倉本委員長:皆さん、今日は有り難うございました。

 

事務局:次回の日程ですが、8月4日の月曜日ではいかがでしょうか。

全 員:特に問題ない。

事務局:次回は8月4日(月曜日)1620分から1720分と予定します。

よろしくお願いいたします。